私立幼稚園協会主催の「第26回新春親子凧揚げ大会」が催され、その様子を「甲飛予科練の像」越しに撮影しました。
予科練とは、海軍飛行予科練習生のことで、甲乙丙種があり、甲種は旧制中学4年1学期修理以上で、満20歳を超えない者。全国に19箇所設けられた予科練の1つとして、昭和19年9月1日に清水予科練は開隊しました。
その後、3期にわたり飛行訓練が行われましたが、昭和20年4月以降は水上・水中特攻訓練に教程が変更となり、6月には解隊となりました。そして練習生全員が突撃隊へと編入され、特攻訓練中に終戦を迎えました。
もしもこの像が無ければ、76年前にこの地で決死の訓練をしていた事など、とても想像出来ない位に穏やかな凧揚げ日和となりました。