▶︎先日、静岡市議会特別委員会で函館港を視察しました。
▶︎函館市は、2018年 魅力度ランキングで、京都市を抑えて1位に輝きました。
▶︎ 人口は26万人ですが、昨年から人口が3,020人減少しました。かつては北洋漁業や青函連絡船・造船業等で栄えた港湾都市ですが、現在は清水区を大きく上回る人口減少に苦しんでいる地域です。
▶︎都市の魅力度が、必ずしも人口減少問題と結び付かない点が、国際海洋文化都市を掲げる清水区と共通の問題点です。
▶︎函館市は駅から徒歩7分の若松埠頭に、国交相が事業主体となり46億円を投入してクルーズ船岸壁を整備しました。
▶︎近くには新鮮な海鮮類を取り扱う市場があり、さながら清水港の江尻地区の如く好立地エリアです。
▶︎港の港湾管理者は函館市であり、港湾空港部という部署が40人体制で職務にあたっています。
(清水港の港湾管理者は静岡県。海洋文化都市推進本部は37人体制。)
▶︎一方ソフト面において、特に興味深かったことは、外国人乗船客に対する通訳ボランティアに、地元高校生を活用する取組みが挙げられます。これは、高校生にとって異文化交流と語学研修も兼ねており、とても良い参考事例でした。