▶︎老朽化した清水忠霊塔の今後の在り方を協議する検討会が、遺族会・自治会代表者と静岡市が集まり開催されました。
▶︎忠霊塔は昭和34年に総工費約1,640万円(現在の価値で約2億4,600万円)で建設されました。
▶︎60年の永きにわたり、浜の潮風に吹かれ続けた結果、コンクリート造の忠霊塔は所々に傷みが生じています。
▶︎先ずは当面安全対策として、忠霊塔のある山頂広場への立ち入りを規制する事となりました。
▶︎今後の在り方について、もしも耐震補強をする場合、はじめに補強計画で2,000万円かかり、そこから更に工事費が上乗せされるとの事(+撤去費用で2,000万円)。そして、補強する場合は支柱で支える事となり、忠霊塔のデザイン性が損なわれてしまいます。更に補強したとしても、鉄筋コンクリート自体の寿命がある為、長期的な維持は難しいとの事でした。
▶︎存続を強く望んでいる私としては、厳しい現実を突き付けられました。
▶︎いずれにしても、今回の検討会だけでは当然結論が出ませんでした。今後の進め方について、住民説明会の開催や、より具体的なシミレーションを提示出来るように静岡市に要望して、第1回目の終了となりました。